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数量の大小の自動判定
研究概要
以下の論文をご覧下さい。
- 成澤克麻, 渡邉陽太郎, 水野淳太, 岡崎直観, 乾健太郎. 数量の大小の自動判定:「彼は身長が2mある」は高いか低いか. 言語処理学会第19回年次大会論文集, March 2013. (paper) (poster)
- Is a 204 cm Man Tall or Small ? Acquisition of Numerical Common Sense from the Web.
Katsuma Narisawa, Yotaro Watanabe, Junta Mizuno, Naoaki Okazaki and Kentaro Inui.
In Proceedings of ACL 2013, August 2013. (paper, resource)
※以下で公開しているデータはACL2013の論文に基づいたものです。
実験データ公開
評価実験のため構築したコーパスと、実際のシステムの出力を公開しています。
獲得された知識について
どのような知識が獲得されたかを手軽に確かめることができます。
例えば「単位」の欄に「m」、「動詞」の欄に「ある」、「ガ格」に「身長が」と入れて「分布表示 / ランキング表示」をクリックすると、「身長」についての知識獲得結果が表示されます。チェックボックスにチェックをいれてから検索すると、ランキングが表示されます。
現在、負荷対策のため獲得された知識の一部のみを表示しています。(実験ではこの5倍程度の知識を用いています)
- 例1 身長は何mだと高いか?(およそ180cmあたりに境界があることが読み取れる)
- 例2 何g痩せると痩せ過ぎか?(5kg以上だと痩せ過ぎ。逆に0.1kg未満 だと痩せなすぎ。)
- 例3 ハンバーガーにいくら払うと高いと感じるか?(1000円以上だと高いようである。いくらだと安いか、はこのグラフからは読み取れない)
- 例4 世界遺産が(ある場所に)いくつあると多いと感じるか?
- 例5 映画を何度見ると多いと感じるか?
- 例6 体温が何度あると高いか?